あらかじめ定められた順序または手続きに従って制御の各段階を逐次進めていく制御

やはり固い表現ですね。上記引用文を噛み砕いて説明いたします。

〔目的に向けて、もともと用意された設定やプログラム内で合否判断を繰り返し条件の分岐に従い対象を操作する制御〕

これは筆者が日々シーケンス制御と向き合う中で自分なりに行き着いた表現です。JISの表現でしっくりくるひともいれば、筆者の表現でしっくりくるひともいるでしょう。ただ、どちらも言っていることの共通点は「あらかじめ(もともと)定められ(用意され)ている」制御です。

これの意味するところは配線で構成されていようと専用のプログラムで構成されていようと一つの目的に向かった設定が、想定される局面や段階においてあらかじめ用意されているということです。